シニア犬のおやつの選び方|1日の量の目安と、歯が弱ってきた子にやさしい選び方
年齢を重ねて、ご飯の量が減ったり、散歩の距離が短くなったりしても、おやつの時間を楽しみにしている子は多いものです。
ただ、シニア犬は運動量が落ちて太りやすくなったり、歯が弱ってきたりと、若いころと同じおやつが合わなくなることもあります。この記事では、シニア犬のおやつ選びで気をつけたいポイントと、上手な活用法を紹介します。
シニア犬のおやつ選び 3つのポイント
1. 量:1日のカロリーの10%程度までを目安に
おやつは、1日に必要なカロリーの10%程度までにするのが一般的な目安とされています。運動量が減るシニア期は、若いころと同じ量のおやつでも太りやすくなるので注意しましょう。
- おやつのパッケージに書かれたカロリーを確認する
- おやつをあげた日は、そのぶんフードを少し減らす
- 家族それぞれがあげていないか、1日の合計を決めておく
- 定期的に体重を量る
おやつは「小さく」が正解
シニア犬にとっては、量より「もらえた」ことがうれしいもの。1回にあげる量を小さくちぎって、回数で楽しませてあげると、カロリーを抑えながら満足感を得られます。
2. 硬さ・大きさ:歯や飲み込む力に合わせる
年齢とともに、歯が弱くなったり、飲み込む力が落ちたりすることがあります。
- 硬いガムや骨型のおやつは、歯が欠ける・のどに詰まる原因になることも
- やわらかいもの、小さくちぎれるものを選ぶ
- 丸飲みしやすい子には、細かくしてから与える
- 食べている間は、そばで様子を見る
3. 原材料:シンプルで、アレルギーに注意
- 原材料がシンプルで、何が入っているかわかりやすいもの
- アレルギーの原因になる食材(乳、小麦、大豆、特定の肉など)が入っていないか確認
- 塩分や脂肪、糖分の多い人の食べ物は、与えないようにする
持病がある子は、先に相談を
腎臓病や心臓病、膵炎などで食事制限がある子、療法食を食べている子は、おやつで食事のバランスが崩れることがあります。あげてよいおやつの種類や量を、かかりつけの獣医師に確認しておきましょう。
目的に合わせた、おやつの上手な使い方
薬を飲ませるときに
シニア期は薬を飲む機会も増えてきます。薬を包み込める投薬用のおやつを使うと、薬だけを吐き出してしまう子でも飲ませやすくなります。たとえば、Treats Factoryで扱っている「ピルバディ」は、柔らかい素材で薬を包める投薬補助のおやつです(1粒14kcal・30粒入り)。原材料に乳由来のホエイタンパクやピーナッツを含むため、アレルギーには注意しましょう。使い方のコツは老犬に薬を上手に飲ませるコツで紹介しています。
食欲が落ちたときに
ドライフードの食いつきが悪いときは、香りのよいものを少量トッピングする方法もあります。Treats Factoryでは、フードにふりかけて使う「ヨーグルトパウダー」(モンゴル産・原材料は牛乳と乳酸菌)も扱っています。トッピングした分はフードを減らして、カロリーを調整しましょう。お肉のトッピングについては食欲が落ちた老犬に、ごはんのトッピングもあわせてどうぞ。
コミュニケーションの時間に
シニア犬にとって、おやつは「飼い主さんと関わる時間」でもあります。ブラッシングや爪切り、投薬のあとのごほうびにすると、お世話の時間を楽しい時間に変えることができます。
おやつ選びに:Treats Factory
Treats Factoryは、無添加・自然素材にこだわった犬のおやつとドッグフードの通販専門店です(運営:株式会社ネイチャーリンクス)。ジャーキーやスティックなどのおやつのほか、投薬用トリーツやフードにかけるふりかけなど、目的に合わせて選べるラインナップがあります。
選ぶときのチェックポイント
通販でおやつを選ぶときは、商品ページでカロリー、原材料、硬さ(ハードかソフトか)、大きさを確認しましょう。「ハード」と書かれたジャーキーなどは、歯が弱ってきた子には硬すぎることがあります。
よくある質問
Q. 果物や野菜をおやつにしてもいい?
犬が食べられる果物や野菜もありますが、ぶどう・レーズン、玉ねぎ・ねぎ類など、犬にとって危険な食べ物もあります。与える前に安全かどうかを確認し、少量にしましょう。
Q. 太ってきたので、おやつをやめるべき?
急にゼロにするより、量を減らす、低カロリーのものに替える、フードの一部をおやつとしてあげる、といった方法がおすすめです。体重管理の目標は、獣医師と相談して決めましょう。
Q. 食事を食べないのに、おやつは食べます
おやつばかり欲しがって、フードを食べなくなることもあります。おやつを控えめにして様子を見てください。急に食欲が落ちた場合は、病気が隠れていることもあるので受診しましょう。
さいごに
シニア犬のおやつは、量は控えめに、やわらかく小さく、原材料はシンプルにが基本です。投薬や食欲アップなど、目的に合わせて上手に取り入れながら、愛犬との楽しいおやつの時間を続けていきましょう。
まとめ
- おやつは、1日に必要なカロリーの10%程度までが一般的な目安。あげた分はフードを少し減らす
- 歯が弱ってきた子には、硬いおやつより、やわらかいもの・小さくちぎれるものを
- 原材料と、アレルギーの原因になる食材を確認。塩分や脂肪の多い人の食べ物は避ける
- 投薬用のおやつや、フードにかけるタイプなど、目的に合わせた使い方も