老犬がフローリングで滑る!足腰を守る対策と滑り止めマットの選び方
フローリングの滑りが老犬の関節に与えるリスク
ツルツルのフローリングは、犬にとって「スケートリンクの上を歩いているようなもの」です。踏ん張りがきかないため、足腰や関節に負担がかかり、関節炎やヘルニアを悪化させる原因になります。
シニア犬は筋力が落ちているため、一度滑って転ぶと大きなケガにつながることも。「最近、立ち上がるときに足がプルプルする」「歩くと足が開いてしまう」と感じたら、床の対策を始めるタイミングです。
老犬の足元を守る滑り止め対策
対策にはいくつか方法がありますが、一番確実で効果的なのが、生活スペースに滑り止めマットを敷き詰めることです。
| 対策 | 特徴 |
|---|---|
| 滑り止めマット | 敷くだけで効果が高い。いちばん確実 |
| 足裏の毛のカット | 肉球のまわりの毛が伸びていると滑りやすい。定期的にカットを |
| 爪のお手入れ | 爪が伸びすぎると踏ん張れない |
| 滑り止めワックス・コーティング | 床全体に施工できるが、効果や持ちは製品によって差がある |
滑り止めマットを選ぶ3つのポイント
- 撥水加工:おしっこや水こぼしが染み込みにくい
- 洗濯機で洗える:汚れた部分だけ外して丸洗いできるタイル型が便利
- 段差が少ない薄さ:つまずきにくい薄手のものがおすすめ
おすすめ:サンコー「おくだけ吸着 撥水タイルマット」
ペット用の滑り止めマットとして定番なのが、サンコーの「おくだけ吸着」シリーズです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 1枚 30×30cm(厚さ4mm) |
| セット枚数 | 8枚入りのほか、20枚・40枚などのまとめ買いセットもあり(ショップによって異なる) |
| 素材 | 表面:ポリエステル100%、裏面:アクリル樹脂(カテキン入り) |
| 原産国 | 日本 |
| お手入れ | 1枚ずつ洗濯機で洗える(ネット使用・弱水流) |
ここが便利
- 裏面が床にピタッと吸着するので、置くだけでズレにくい
- 汚れたところだけ1枚はがして洗える
- ハサミでカットでき、部屋の形に合わせて敷ける
- 厚さ4mmと薄く、つまずきにくい。床暖房にも対応
使えない床もあります
無垢材の床、畳、じゅうたんには使えません。また、月に1回程度はマットをはがして裏面を空気に触れさせるなど、注意事項があります。購入前に商品ページで確認しましょう。
どれくらいの枚数が必要?
30×30cmのタイルの場合、1畳(約90×180cm)でおよそ18枚が目安です。まずは愛犬がよく歩く場所(寝床からトイレ、水飲み場までの通り道など)から敷き始め、少しずつ範囲を広げていくのもよいでしょう。
さいごに
床の滑り対策は、老犬が自分の足で歩ける時間を長くするための第一歩です。認知症で歩き回る時間が増えた子の転倒防止にも役立ちます。徘徊の対策は老犬の認知症のサインと、夜鳴き・徘徊に今日からできる対策もあわせてご覧ください。
まとめ
- ツルツルのフローリングは、関節炎やヘルニアを悪化させる原因になる
- いちばん確実な対策は、生活スペースに滑り止めマットを敷き詰めること
- 撥水・洗えるタイル型を選べば、トイレの失敗が増えてもお手入れがラク
- 無垢材の床や畳など、タイルマットが使えない床もあるので購入前に確認を